石水 世凪
Yonagi Sekimizu「大丈夫、まだやれる。
今まで一人で乗り越えられたから、
大丈夫」
「…自分が平々凡々なことなんて、
当の昔に痛いほど思い知っただろ?」


【 名前 】石水 世凪 / せきみず よなぎ
【 性別 】女性
【 年齢 】19歳
【 色彩 】群青色
【 所属 】夏沈 / 俳優
【 性格 】縁の下の力持ちという言葉が似合う、生来のお人好し。厳しいことを言うこともあるがその裏には愛があるようなタイプで、イメージとしては(さほど暑苦しくない)体育会系部活のキャプテンのような人。控えめというわけではなく、どちらかと言うと野心家ではあるがそれは内に秘めており、表に出すことは少ない。不言実行を地で行き、ストイックと称されるまでの努力を惜しまない。正義感と責任感が強く、困っている人を見過ごせない性質。甘え下手かつ頼られるとなんだかんだ断れない為、今までは貧乏くじを引くことも多かった。クールな第一印象とは裏腹に、感受性が強いが故に胸に秘めている言葉たちは色鮮やか。視野が広く観察眼に優れ、周りのことを良くみている。不器用ながら人一倍優しく、面倒臭そうながらも面倒見が良い人物。自分の中に一本芯が通っており凛とした気高い人。しかし周りに悩みや苦しさを中々吐露できないことから疲弊し、時々普段の逞しさからは想像できない今にも消えてしまいそうな儚い雰囲気を纏うことがある。尚、しっかりしているのは自分自身にそう言い聞かせているからであり、本来は至って普通の女の子な為、(上手く甘えられないが)甘えさせてくれる人に弱い。優しさや愛を与え慣れているが、与えられ慣れてはいない人とも言える。/ 単純に恋愛下手で、彼氏いない歴=年齢。というより、今まで恋というものにさして興味がなかったこともあり、明確に人に恋情を抱くという経験がまだない。
【 容姿 】絹のような質の黒髪は胸の少し上に毛先が来るくらいの長さで、癖のないストレートヘア。家事炊事をこなす時以外は下ろしていることが多い。また、役柄次第では伸ばしたり切ったり、パーマをかけたりも厭わないということから、特に髪に関して拘りがある訳ではない様子。形の整った意志の強そうな眉(太いというわけではない)は平行眉で、眉山から少し下がる。広めの平行二重の瞼をしていて、長い睫毛はびっしりと生え揃っている。縦横共に大きく存在感のある目の中のややハイライトが少なめの黒曜石のような瞳は彼女のどこか陰のある印象の要因。涙袋は大きめでぷっくりとしたもの。すっと細く筋の通った高い鼻に、小さめの口唇をしている。肌色は白く、きめ細やかな肌と相俟って透き通るようだがそれらはすべて努力によるもので天然のものではない。何なら元は日焼けしやすく、肌も荒れやすい。メイクは好きで、オフの日はその日の気分でアイメイク、チーク、リップ、マスカラ全て変えるが基本は濃い色は好まず、ナチュラルなコスメを使用する。イメージとしてはto/●ne。私服は程良くフリルやレースのあしらわれたフェミニンな服を好み、ブラックよりオフホワイトやエクリュ、パステルカラーなどの柔らかい色が多い。メイク同様、ファッションもそれなりに好き。身長162cm。顔が小さいので実際より高く見られることも。
【 参考画像 】参考: https://picrew.me/share?cd=0oWXaZTCH3(「きゅーとなクラシックメーカー」様お借りしました)。
【 備考 】最初は、女で一つで私たちを育ててくれた母が少しでも楽になったら。そんな思いで手を出した"演じる"こと。____ 我が家は長子の私が十五歳の頃に、父親が失踪した。浮気相手と蒸発したらしい。歳の離れた弟妹達はまだ小さくて、母は私達の生活費や学費のために昼も夜も働いていた。元々身体は丈夫なのだと気丈に振る舞っていた母だが、日に日に窶れていくのが見ていられなくて私は学費免除の特待生制度を使って高校へ進学し、在学中はバイトを掛け持ちした。少しでも家計の支えになれたら、その一心だった。しかし学生のバイトが稼げる金額なんてたかが知れている。より家族の為になるにはと苦心していた時だった。容姿を理由に演劇部から助っ人を頼まれたのは。懇意にしていた友人からの頼みを断れなかったという理由で引き受けた、ハムレットをオマージュした劇のオフィーリア役。演劇は未経験だったけれど、やってみると面白くて、奥が深くて、すぐにハマってしまった。これだ、と思った。女優。私が売れる女優になれば、弟妹達にも、何より母にも苦労はかけない。不自由も、貧しい思いもさせない。それに、何よりたのしい。心底、たのしい。私じゃない私になって想いを届けることが、こんなにも素敵なことだなんて知らなかったんだ。最初はお金が理由だった、友人の頼みを断れなかったのがはじまりだった。でもその些細なきっかけの点が結ばれると、やがてそれは一本の糸になる。……今はただ、もっともっと多くの人と役を通して触れ合いたい。私が生まれるずっとずっと前から愛されてきた、演技というものを媒介に、もっといろんな世界を知りたい。あるいは、ちっぽけな存在かも知れないけど、そんなちっぽけな手からエールを送りたい。綺麗事だ、偽善だなんだと笑いたければ笑えばいい。それが今の私が"演技"に向き合う理由だ。/ 俳優を目指す上での強みは、聡明さと感受性の強さ。物事の本質を鋭く感じ取り、他人の感情でさえも敏感に受け取る。その情報たちはやがて彼女の中で、彼女なりの解釈を経て、彼女の役者としての血となり肉となる。人の存在、日常の流れ方さえも、彼女の切り取り方次第で演技へのヒントとなる。俳優を目指すには芽吹きの遅い彼女が見つけた、彼女独自の目線からなる研究メソッド。中学三年生の時に父親が失踪して以来、母子家庭。下に弟と妹が一人ずつ居て、それぞれ現在中学二年生と小学六年生。中学時代はバスケ部で、高校は推薦でバスケ強豪校に進学する予定だったが前述の事情で断念。特待生制度を利用して進学した高校は進学校で、尚且つ特待生という立場であった為、高校時代は演技にのめり込みつつも勉学に勤しんでいた。得意教科は英語、現代文、音楽。文系ではあるが、理系教科も出来なくはない。趣味は読書とバスケ。
【 sv 】「 石水世凪。世界が凪ぐと書いて、世凪。インパクトのある名前だからすぐ覚えられるだろ?この名前は、母からの自慢のプレゼントなんだ。 」「 人の演技見るのも勉強だよなぁ。うん、どうぞ、続けて? 」「 我が強くないって、よく言われるよ。この業界では珍しいのかな?でもさ、立てなくていい角を立てる必要はないよなぁ。反抗したい気持ちも強く言いたくなる気持ちも、それなりに拘りはあるから勿論分かるけどね。でも結局、大事な時まで牙は潜めておくのが世渡りの仕方なんだよ。はは、ほーんと世知辛いし世の中って思ったより良いモンじゃないよな。」「 何でもかんでも見た目で物言うなよ。俳優の本質は顔やスタイルなんて見てくれじゃなくて、役者の魂。見た目はあくまでそれに付随する要素で、それが重視されるようじゃつまらない。そうだろ?着飾ってばかりで中身が空っぽの奴を集めて良い物が作れるか? 」「 おーい、大丈夫?最近根詰めすぎ。ちょっとは休めよ、頭と視界をクリアにしないと見えて来るもんも見えて来ないからね。………ね、私もちょっと疲れたから一緒に休憩してくんない?温かい飲み物でも淹れてくるからさ。」「 大丈夫、まだやれる。今まで一人で乗り越えられたから、大丈夫。…自分が平々凡々なことなんて、当の昔に痛いほど思い知っただろ? 」「 神に祈ったところで、腹は膨れないしな。現状を打開出来るのも、未来を変えられるのも、全部自分だ。自分で、やるしかないんだよ。」「 知らない人に手を差し伸べることができたり、人を包み込めたり。そういう優しい人が、一番強くて、素敵だと思うんだ。だから私は、そんな人になりたいとずっと思ってるよ。」 「 分かってる。経歴が浅すぎるのも、天才じゃないことも、全部全部私が一番分かってる。毎日実感してるよ。でも、挑戦しないで陰から口だけ出すよりも、挑戦して叱咤も激励もこの身で受け止める方がよっぽどマシだと思うんだ。」「 甘え方とか、頼り方とか…いまいち良く分かんないんだ。………教えてくれる?君が、君の身を以て。」
【 関係募集 】恋人、バチバチしてくれる人、幼馴染( ? )等々、募集してます!宜しければお声がけください!