瑜伽 心音
Urane Yuga「〝みんな〟が分かることしか
言わないから、
流行りの曲って似たように聞こえる」
「バカにしてないよ、けど、
うらねはそうやって
魂が日常に薄まるのがかなしい」


【名前】瑜伽 心音 /ユガ ウラネ
【性別】女性
【年齢】16歳
【色彩】楝色
【所属】夏沈 /アーティスト
【性格】少女・ミーツ・シド・ヴィシャス。〝天使〟を自称し(尚、これは、少女の抱える自分は人間じゃないという気のせいと、個人とは天から与えられた唯一無二の存在であるという思想から来ているものであり、決して優しいとか清らかとかいうことではない)、ロックに生きることを願う彼女の内側では、生への期待と死への憧れがぶつかりあって命が燃えていた。自己肯定感が高く、自信もあるので、承認欲求に振り回されたりしない。努力家であるのは間違いなく、小さな手のせいで躓きかけたFコードは3日で抑えられるようになった。誰にも文句なんて言わせたくないのだ。年齢の割に落ち着いていて、セルフプロデュース力が高く、自分で選んだ言葉を歯切れよく並べる様は安心感があった。プライドは高いが、それに邪魔されて動けなくなるつもりは毛頭ない。質疑のキャッチボールから垣間見える感の良さと反射神経の良さ、差し出された要求に答える少女的(男性が持ち得ない)感性。それはあえて〝センス〟というダサい言葉で呼ぶべきものなのだろうと思う。事務所の隅っこ、1人黙々とギターでリズムを刻んでいる俯いた絶望は若き日のニール・ヤングを思わせた。
【容姿】まず目を引くのは、紫のインナーカラーが差し込まれた、濡れ羽色のボブカット。ある種闇のようなものを感じさせる非日常的なそれは、彼女の派手ではないが整った顔立ちに不思議とよく似合っていた。アメジストが嵌め込まれた双眸は守ってあげたくなるような。その癖、僅かに吊った目尻と長い睫毛が少女の自立を象徴していて。白い歯を覗かせてにたにたと笑う様は悪魔的であった。彼女のリカちゃん人形みたいに小さな顔には、女子高生らしい、或いはそうあれるようにと言う執念染みた、完成されたかわいさが寸分の隙もなく貼り付けられている。過剰ではない巧妙なメイクは、大人になりきれない子どもが大人の振りをするようで。少年みたいな体つきの、身長155㌢の小柄。オーバーサイズの衣服を好んで着用し、この季節にも関わらずストッキングにすら覆われていない華奢な脚を、気前よくぶらぶらさせているのが印象的だった。高校入学と同時に開けたバチバチのピアス。造花が永劫潤うことのない未来を眺めていると言った、諦観にも似た儚さが彼女の少女性を確固とさせていたように思う。
【参考画像】https://d.kuku.lu/af430960b(遊屋ゆと様のメーカーからお借りしました)
【備考】略歴としては、中学生ではガールズバンドのGt.Vo.として、今はシンガーソングライターとしてYouTubeと路上、たまにライブハウスで活動。SNSのフォロワーは並の一般人より随分多い。小学生の頃、ユニプロの練習生募集のオーディションを受けて最終審査で落ちている。応募はスカウトであり、(過去に落とされたことが気に食わなくて事務所と代表取締役のSNSをブロックしていたので)3A8FB7の公式アカウントからDMで声をかけられた。武道館ライブを贈るこのプロジェクトは彼女に取ってあくまで通過点。プロジェクトで売名できたら、自主企画のライブをしたい。出掛けるにもヘッドホンは必需品だし、強請って買ってもらったアコギは出来るかぎり持ってく。てか、(精神安定的な意味で)ないとしぬ。/ 音楽にのめり込んだのは、メジャーデビューを目指し挫折した過去を持つ現サラリーマンの父の影響で間違いない。一般家庭で育った三人兄妹の末っ子。母は消費されるような生き方をよく思ってないみたいだけど、父がめちゃめちゃ応援してくれてるからなんとかなってる。恵まれてるとは、自分でも思っている。
【sv】「うらねは誰のためでもなく、うらねがそうしたいから、かわいくして、歌ってる。だから、ブスとかヘタとか言われてもやめる気はないし、だからなに?」「ゆがうらね。高校2年生。天使です、音楽やってます。よろしく」「うらね、協調性なくて、自覚してるわりに直せてないから、なんか嫌なことしてたら言ってほしいし。そんな気ない?けど、言い方キツいらしいから、ゆる~~く受け止めてくれたら、うれしい」「〝みんな〟が分かることしか言わないから、流行りの曲って似たように聞こえる。バカにしてないよ、けど、うらねはそうやって魂が日常に薄まるのがかなしい」「うらねを推し量らないで。うらねは誰の物差しでも測れないし、どっかの基準に収まってやる気なんてない。アンタのエゴでうらねを可哀想にすんな」「うらねの曲は、うらねの祈り。うらね、天使のわりに、羽ないし、飛べないけど、歌で天国までブチ上げることはできるよ」「世界を変えられますかって問いは、そのまま返す。変えれると思う?変えたくて、変えられると思うなら、変えれるよ。うらねは、うらねの声で、世界をまるっとしあわせにしたいし、できるって、うらねは自分に期待してる」
【 関係】NLGL可能。相談の上様々組みたいと考えているのでぜひ!
関係情報
チームメイト 。無意識に互いの傷の抉りあいをするような 。根本的な創作に対する想いの違いがあったりするので大方反りが合わない 。互いに相手との相似点に薄々気がついていて 、相手の中に自分を見たり 、それなのに不可侵性のあったり 、どうも仲の悪さだけでは言い表せない妙な複雑さがある 。端的に言えば 絶望的に合わない だろうか 。
「なんも知らない癖に口出してくるのが嫌。黙れって思う。うらねは自分の足で歩けるし。言ってることは分からなくもないけど、でも言い方ってもんがあるじゃん。それに彼女見てると自分に重ね合わせて、苦しいっていうか逃げ出したくなる。同族嫌悪って言い方はされたくないけど、理由をつけるなら多分、そうなる。……気に食わないけど、チームメイトでよかったなとは思わないでもないよ」
( 企画開始後 )初対面から変わらないのは、『 ぶっちゃけ企画で一緒になってなかったら一生寄り合わない 』というインプレッション。即ち、性格も気も合わないだろうということ。しかしそうは言っても特段仲が悪いというわけではないし、互いに認めている。ただ、相反するそれを素直にそれを口に出すには、後ひと押しが足りないというだけ。今日も彼らは、遠回りなお節介と直球なダメ出しを繰り返している。
「 彼の実力を認めてる。だからこそ、彼が許せない。本気になってよ、って、言えなかった。うらねはなんとなく、彼に踏み込めない。ウザったく構ってくるけどなにソレ、仲良しごっこしてるんじゃないじゃん。重い想いは思うだけで、音にはできなかった。そういう意味では似てるんじゃないかな、気は合わないけど、でも決して嫌いじゃないよ 」